こんにちは、knowledge pitへようこそ!
新宿御苑は、都内でも有数の桜の名所として知られ、毎年多くのお花見客で賑わいます。
そんな新宿御苑に、いざ「行ってみよう!」と思うと、
「混雑具合はどんな感じなんだろう?」「お花見の場所取りはできるのかな?」「ライトアップはしているの?」など、気になることがたくさん出てきたのではないでしょうか。
実は、新宿御苑はお酒の持ち込みが禁止されていたり、お花見をするにあたっての様々な注意点もあるのです。
この記事では、新宿御苑でのお花見を検討している方のために、混雑情報や場所取りの方法、ライトアップ情報などを中心に詳しく解説していきます。
新宿御苑でのお花見を予定している方は、注意しましょう。
・園内の混雑の状況によっては、入園を断られる場合がある
・芝生等でレジャーシート等を広げてのお花見は禁止
・他の来園者と距離をとるよう注意したり、咳エチケットの徹底、手洗い、手指の消毒等もしっかり行う
・風邪の諸症状(発熱や咳など)がある場合は、来園を控える
また、次の施設は閉館していますので、こちらも併せてご注意ください。
・温室
・インフォメーションセンター
・旧洋館御休所
・楽羽亭
・翔天亭内休憩所(売店は営業)
・レストランゆりのき
新宿御苑のお花見時期の混雑情報
新宿御苑のお花見シーズンには、例年、約120万人もの見物客が訪れます。
入口で手荷物検査が実施されるため、入園時には時間がかかることが多いです。
しかし、園内は大変広いため、入園さえしてしまえば「混雑で身動きが取れない」といった状況にはなりません。
平日の混雑状況
普段の平日であれば全く混雑していない都会のオアシスなのですが、お花見シーズンは平日でも見物客が多く訪れます。
とはいうものの、土日祝の混雑に比べれば断然マシですので、行けるのであれば平日に行きましょう。
ただし、公園内にはベンチもありますが、お花見時期には平日とはいえ「座れたらラッキー」というレベルですので、レジャーシートは必ず持参しましょう。
休日(土日祝)の混雑状況
お花見シーズンの休日(土日祝)は、大変な混雑です。
チケット購入にも時間がかかってしまいますし、手荷物検査は長蛇の列となります。
混雑がひどすぎると入場規制も実施されてしまいます。
規制が実施されてしまうと、入園するまでにはかなりの時間がかかりますので、余裕をもった行動を心がけましょう。
新宿御苑には3か所入口がありますが混雑を回避したいなら大木戸門がオススメです。
以下の記事も参考にご覧ください。
新宿御苑ではお花見の場所取りはできるのか
新宿御苑でお花見をするための場所取りについて、解説していきます。
お花見をしたい場所によって、場所取りのタイミングは異なる
新宿御苑は、土日、平日問わず混雑が予想されます。
また、徐々に混雑するのではなく、一気に人が入ってくるイメージです。
というのも、新宿御苑では、お酒の持ち込みを禁止しています。
ただ禁止しているだけでなく、入口でお酒の持ち込みを確認する検査が行われるのです。
これにより、大行列ができてしまうことがあり、中に入るまでにかなり時間がかかってしまうことが考えられます。
また、新宿御苑でお花見をしようと考えている人はたくさんいます。
そのため、お花見のベストスポットである桜の木の下などは、開園してからすぐに場所取りをする人がとても多いです。
ですので、桜の木の下を確保したい場合には、開園と同時に入場できるように、朝早くから並んでおくことをおすすめします。
ですが、新宿御苑は大変広いのであらゆる場所で桜を楽しむことができます。
以前、土曜日のお昼過ぎに新宿御苑にお花見に行きましたが、もちろん見物客は大勢たものの、芝生にシートを敷いて、のんびりお花見できました!
場所にこだわらなければ、土日でもお昼の時間帯から行っても、十分に場所取りはできますのでご安心ください。
新宿御苑は、その場所ごとで違った桜を楽しむことができるため、1か所にずっととどまるのはもったいないかもしれません。
お花見の場所取りに必要な持ち物・あると役立つ便利な物
お花見の場所取りをするにあたって最低限の必要な持ち物をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
・使い捨てカイロ
・防寒着
・絆創膏
お花見シーズンは、外にずっといると寒く感じる日も多くありますので、防寒対策は特にしっかりしていきましょう!
新宿御苑の桜はライトアップされるのか
新宿御苑では、八重桜のライトアップを楽しむことができます。
上記のとおり、八重桜が開花する4月の中旬から、約10日間ライトアップが楽しめますので、是非タイミングを見計らって行ってみましょう。
ライトアップは、期間が限られているため比較的混雑します。
また、夜の時間帯に行われるため気温も下がります。
そのため、小さい子供と一緒に行く場合は、上着などの防寒対策をしっかりとして、迷子にならないように気を付ける必要があります。
新宿御苑で桜を見るときの注意点 -禁止事項が多数ありますー
新宿御苑には、様々な注意点やルールがありますので、お花見に行く前に確認をしておきましょう。
お酒の持ち込み禁止
新宿御苑での花見を検討している人の中には、お酒を飲みながら楽しく桜を見たいと考えている人もいるでしょう。
しかし、先ほど解説したように、新宿御苑はお酒の持ち込みを禁止しています。
そのため、張り切って場所取りをしても宴会をすることはできません。
また、隠してお酒を持ち込もうと思っても、入口で持ち物検査がありますので、諦めましょう。
ただ、飲食物の持ち込みは可能となっていますので、子供や家族、友人、恋人と一緒にランチを楽しむことはできます。
遊具やアウトドア用品の持ち込みも不可
他にも、新宿御苑には芝生のエリアがありますので、もしかしたら、ボール遊びやバドミントン、フリスビーなどで遊ぼうと考えている人がいるかもしれません。
ですが、遊具類の持ち込みも禁止されています。
更にいうと、テントやパラソル、椅子などのアウトドア用品の持ち込み、自転車などの持ち込みもできませんので注意が必要です。
このように、意外とたくさんのルールが設けられています。
ただ、制約がある分、新宿御苑では落ち着いてお花見をすることができるのが大きなメリットでもあります。
訪れる人全員が気持ちよく桜を見ることができるように作られたルールですので、しっかりと守りましょう!
新宿御苑の桜の特徴・見どころ
新宿御苑には、約65種類の桜が咲いており、その数はなんと1100本以上にもなります。
例えば、ソメイヨシノやイチヨウ、ヤマザクラ、カンザンなどを楽しむことができるのです。
一般的な桜は薄ピンク色をしていますが、少し変わった桜を楽しむことができるのも、新宿御苑ならではです。
ここでは、陽光と大島桜をご紹介します。
陽光
新宿御苑にある数多くの桜の中で、ひときわ濃いピンク色をしているのが陽光桜です。
花の直径が4.5cmある大型の桜で、早咲きの桜でもあるため花を楽しめる期間が長いのが特徴です。
大島桜
大島桜は、伊豆大島に多いことからこの名前が付けられたと言われています。
花の色が白く大型で、香りがするのが大島桜の特徴です。
大島桜を見かけたら、ぜひ香りも楽しんでみてくださいね!
新宿御苑には他にもたくさんの桜が咲いていますので、散策しながら探してみることをおすすめします。
子供とどちらが先に見つけられるか競争をしても、面白いかもしれませんよ。
新宿御苑の桜の見頃を知って、混雑を避けることもできる!
ここまでご紹介してきたとおり、新宿御苑では多くの桜が楽しめます。
お花見の見物客が多く訪れるのは3月下旬から4月上旬にかけてですが、この時期を外しても新宿御苑では桜を楽しむことができるのです!
2月中旬から3月中旬にかけて見頃を迎える新宿御苑の桜
この時期の桜は、一般的なお花見シーズンの混雑より前に楽しむことができます。
新宿御苑には7種類の桜があります。
- オオカンザクラ
- オカメ
- カワヅザクラ
- カンザクラ
- カンヒザクラ
- シュゼンジカンザクラ
- ヒマラヤヒザクラ
3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎える新宿御苑の桜
お花見最盛期に見頃を迎える桜をピックアップしてご紹介します。
- アメリカ
- オオシマザクラ
- コヒガン
- シダレザクラ
- ソメイヨシノ
- タカトオコヒガン
- トウカイザクラ
- ヤマザクラ
- ヨウキヒ
- ヨウコウ
4月中旬から4月下旬にかけて見頃を迎える新宿御苑の桜
一般的なお花見シーズンを過ぎた頃に、見頃を迎える桜も多数あります。
- アラシヤマ
- イチヨウ
- ウコン
- エド
- オオヤマザクラ
- カスミザクラ
- カンザン
- ケンロクエンキクザクラ
- コトヒラ
- シバヤマ
- ショウゲツ
- スザク
- タイハク
- チョウシュウヒザクラ
- フクロクジュ
まとめ
新宿御苑では、昼間の桜だけでなく、ライトアップされた桜も見ることができます。
いずれにしても、寒さ対策をしっかりしてお花見を楽しみましょう。
また、場所取りをすることも可能ですが、お酒の持ち込みは不可ですので注意が必要です。
お菓子やジュース、ご飯などの持ち込みはできますので、桜を見ながらゆっくりとランチを食べるのも、1つの楽しみ方ですね。