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風速7mってどれくらい?1mから30mまで風の強さの体感目安をわかりやすく解説

こんにちは、knowledge pitへようこそ!

 

風速による体感の違いについて考えたことはあるでしょうか。

外に出れば、弱い風も含めれば、ほぼ必ずと言っていい程、毎日風を感じますよね。

当然、風の強さによって、私たちの感じ方も異なります。

ちなみに、私の個人的な感覚では「今日は風が強いなぁ」と感じて天気予報をみると、だいたい風速7mであることが多いです。

 

そこで今回は、風速1mから30mまでの風の強さがどれくらいなのか、その体感目安をわかりやすく解説していきます。

 

降水量の目安も気になるという方は、こちらの記事を参考にご覧くださいね

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風速をわかりやすく説明すると

風速という言葉は、ニュースや天気予報などでよく使われる言葉ですが、意外とちゃんと意味を理解している人は少ないかもしれません。

 

風速とは「1秒で何m進むのか」ということを表しています。

つまり、「風速1m」という言葉には、「毎秒」という言葉が省略されているということなのです。

 

風速1mであれば、1秒間に1m、空気が流れた(進んだ)ということです。

風速5mであれば、1秒間に5m空気が進む速さということです。

 

風速の年間平均はどれくらい

「1年間を通して、風速の平均ってどれくらいなんだろう?」と疑問に思ったので、調べてみました。

気象庁が発表しているデータによると、年間平均風速(東京)は、おおむね風速3mのようです。

 

1951年の観測開始から、毎月あたりのデータが掲載されているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

 

 

では、風速1m~30mまで、風の強さの体感の違いを詳しく見ていきましょう。

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風速1mから2m ~体感的にはほぼ無風~

風速1~2mの場合は、ほとんど風を感じない状態です。

 

意識を集中させると、「若干風があるかな」と感じる程で、無風と感じる人もいるようです。

たまに、「今日は全く風が吹いていないな」と感じる日があると思いますが、そのような日は大体1~2mの風速となっていることが多いです。

 

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風速3m ~年間平均風速・そよ風程度の体感~

風速3mは、先ほどお伝えしたとおり、年間平均程度ということになります。

具体的にいうと、そよ風を感じる程度です。

 

3mの風速になると、顔や体に風を感じ、草や花、木が揺れます。

この程度であれば、多くの人が心地よいと感じる風速となり、散歩日和とも言える日になるでしょう。

また、川や海なども水面が若干揺れます。

 

風速5m ~洗濯物が飛ぶ可能性が出てくる~

風速5mになると、旗が揺れます。

体感的には、そよ風を若干強くした程度です。

 

また、草や花、木が揺れるだけでなく、枝も揺れるようになります。

枝も揺れるほどなので、風速5mあたりから洗濯物が飛んでしまう危険性が出始めます。

個人的にはこのあたりから、外干しは控えた方がいいかなと感じますが、洗濯物が飛ばない工夫ができるのであれば大丈夫かもしれません。

 

また海では、白波が現れることもあり、小型ヨットが風の力で動くことができます。

風速5mになると、髪の毛が長い人だと若干うっとうしく感じるようになります(実体験より)

風速7m ~自転車は漕ぐのが辛い~

「今日は風が強いな」と感じるとき、天気予報では、大体いつも「風速7m」前後である場合が多いです。

 

風速7mになると、乾燥した土地や砂地などで砂ぼこりが起こります。

そのため、外出をすると風がかなり気になるようになるでしょう。

私が「外出したくないなぁ」と思うと、だいたい風速7mぐらいです

 

また、海上では、波が高くなり、白波が多くなります。

この動画をみても、かなりのうねりもあります。。。

 

そして、自転車の場合、風速7mくらいなら乗れないことはないです。

ですが、相当力を入れて漕がないといけないので、足の疲労がヤバイ感じになるのが、この風速7mくらいです。

風速10mから15m ~傘が反対にひっくり返る~

雨が降っていて、風が強い場合、傘を差しても反対の方向に曲がってしまったり、安定しなかったりする場合がありますよね。

そのような場合、大体10mから15m程の風が吹いています。

 

天気予報やニュースでも、やや強い風というアナウンスになり、注意を促されることもあります。

ちなみに私はこれくらいの風のときには、24本骨の傘を使うようにしています!

 

また、風が吹いてくる方向に向かって歩くことが難しくなり、若干力を入れないと前に進めない状態になります。

花や草は当然揺れますが、木の全体が揺れ、電線が音を立てて揺れるようになります。

 

かなり古い建物や、老朽化が目立つ屋根やトタンなどが飛ぶ場合もあり、事故が起きてしまうことも考えられます。

そのため、ニュースなどで風速10mから15mと発表された場合、できるだけ外出は控えるようにすることがおすすめです。

 

また、建物や屋根、トタンに不安を感じるのであれば、あらかじめニュースを確認して、対策をしておく必要があります。

 

風速15mから20m ~転倒する人が出てくる~

風速が15mから20mになると、明らかに強い風が吹きます。

基本的に外出は控えるべきです。

 

風が吹いてくる方向に歩くことがかなり難しくなり、バランスを崩して転んでしまうということも考えられます。

また、小さく細い枝が折れる可能性もあります。

 

当然、老朽化している屋根やトタンは飛ぶようになり、ビニールハウスが壊れてしまうこともあります。

ニュースでも、「強い風」となり、外出をする際の警戒が必要だと発表されるでしょう。

 

ちなみに、台風は、低気圧域内の最大風速が17m以上と定義されています
台風が来る前に、事前に食べ物やグッズを備えておくことは非常に大切なことです。
よかったら、こちらの記事も参考にご覧くださいね。

風速20mから25m ~車の運転も困難に~

風速20mから25mになると、危険度がかなり上がります。

非常に強い風として、天気予報などでも話題になります。

 

そして、当然、不要不急の外出は安全のためにやめるべきレベルです。

なぜなら、健康な大人でもしっかりと体に力を入れていないと、転ぶ危険性があるからです。

お年寄りなどの外出はかなり危険となります。

 

更に、車の運転も危険が伴います。

風や雨の影響で視界不良となるだけでなく、風で車が煽られることが多いからです。

特に高速道路などを走行することはおすすめできません。

軽自動車など、重量が軽い車であれば、横転してしまう危険性も十分にあります。

 

建物の場合だと、シャッターが風の力に負けて壊れてしまう可能性があります。

また、道路などに落ちている物が風で舞い上がり、それらが飛んできて家のガラスを割ってしまうという可能性もあります。

 

風速25mから30m ~樹木が折れる~

風速が25mから30mになると、もはや災害レベルです。

台風などの場合に、このような風速になることがありますが、基本的に外出はしてはいけません。

 

なぜなら、まともに立っていることができないからです。

傘などもってのほかです。

木は根元から倒れることがあり、ブロック塀が倒れてしまう可能性もあります。

また、比較的大きな看板でも飛ばされることがあり、外出するだけで身の危険を感じる場合もあるのです。

 

気象庁が定めている「風の強さの予報用語」

最後に、気象庁が定めている、天気予報などで用いる風の強さを表現する言葉(予報用語)を、以下に簡単にまとめました。

これを知っておくと、天気予報を聞いたときに風の強さの目安が予測できるようになりますよ
平均風速
(m/s)
風の強さ
予報用語
人への影響
10~15 やや強い風 風に向かって歩きにくくなる
15~20 強い風 転倒する人が出る。高所での作業は危険
20~25 非常に強い風 何かにつかまっていないと立っていられない
25~30 屋外での行動は極めて危険
30~35 猛烈な風
35~40
40~

出典:気象庁「風の強さと吹き方」

まとめ

風速の体感目安を、風速1mから30mまで分かりやすく紹介しました。

年間平均は風速3m、「今日は風が強いなぁ」と感じるのが風速7m、風速10m以上になると外出リスクが高まってきます。

特に風速15mを越えるような場合には、不要不急の外出は控えるようにしましょう

 

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