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節分の豆まきの掛け声は地方や地域によって違いがある?面白い風習も紹介

こんにちは、knowledge pitへようこそ!

節分には豆まきを行うという家庭も多いですよね。

実は、この豆まきの掛け声や回数は、地方・地域によって異なる場合があるというのはご存知ですか?

この記事では、豆まきの掛け声の違いや回数の違いなどについて詳しく解説していきます。

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節分の豆まきの掛け声や順番は地方によって違う?

豆まきの掛け声は、全国共通だと思っている人もたくさんいます。

しかし、よく調べてみると、地方によって掛け声や回数、風習が異なる場合があるのです。

群馬県

例えば群馬県の場合は「福は内、鬼は内」です。

多くの人は、「鬼は外、福は内」という掛け声だと思いますが、群馬県の場合はどちらも「内」なのです。

なぜなら、悪い鬼だけではなく良い鬼もいると考えられているからです。

紀伊半島

紀伊半島の場合は「鬼は内、福は内」だそうです。

群馬県とは前後が逆になっています。

紀伊半島でこのような掛け声になったのは、かつての領主が関係しているようです。

というのも、かつての領主が「九鬼」という名前だったそうで、鬼は外と言えなかったそうです。

福島県

福島県の場合は「福は内、鬼、外」だそうです。

ちょっと言いにくいような気もしますが、こちらも領主の名前が影響しています。

かつての領主が、丹羽外(にわそと)という名前だったらしく、鬼は外というと「丹羽外」と聞こえてしまうからという理由で、鬼、外というように単語で言うようになったそうです。

理由を見ると、ちょっと笑ってしまいますよね。

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節分の豆まきの回数や特殊なルールがある地域もある?

節分に行う豆まきには、地域によって掛け声や食べる物など様々な違いがありますが、それだけではなく豆まきの回数や特殊なルールが存在する場合もあるようです。

豆まきの回数

まずは豆まきの回数です。

基本的には、「鬼は外」を2回、「福は内」を3回言うことが多いです。

なぜ福は内の回数が多いかというと、それだけたくさんの福が舞い込んできてほしいからです。

また、地域や家庭によってはあまり回数を気にしない人もいて、特に子供がいる家庭では、延々と「鬼は外」「福は内」を繰り返していることもあるようです。

更に、そもそも豆まきをしない家庭、地域もあるようです。

特に浄土真宗を信仰している人が多い地域では、あまり豆まきをしないことがあり、沖縄や北陸などには豆まきという風習が根付いていないこともあるようなのです。

これはちょっと意外ですよね。

苗字が渡辺さん

この見出しに疑問を持った人もいると思いますが、なんと地域によっては、

「渡辺さんは豆まきをしなくてもよい」

というルールが存在するようです。

なぜこのように言われ始めたかというと、平安時代に渡辺綱というかなり強い武将がいたそうです。

この武将が鬼を倒してしまったという理由から、鬼は渡辺さんを見ただけで逃げていくと言われるようになったのです。

このように、節分や豆まきの特徴の違いなどを見ていると、吹き出してしまいそうな面白い理由がたくさん見つかります。

特に渡辺さんについては「豆まきをしたい渡辺さんはどうするんだろ」なんて思ったり(;^ω^)

ただ、それぞれの地域によって特徴や違いはあっても、「鬼を払い、福を呼び込む」という根本的な意味合いは同じですので、家族で楽しく、豆まきができればそれでよいのかもしれませんね。

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節分に豆以外を食べる地域もある?

節分の地域による違いは、掛け声や回数だけではなく、食べる物にも特徴があるようです。

落花生

基本的に豆まきで使う豆は、大豆だと思いますが、北海道や東北地方では落花生を使うことが多いようです。

北海道や東北は、雪がたくさん振りますので、大豆などの小さい豆をまいてしまうと後で掃除をするのが大変になるからだそうです。

また、落花生をまいた方が見つけやすいというのもありますが、殻に覆われていますので地面に落ちても衛生的に良いという意味もあるようです。

東北地方出身の夫から初めて聞いた時は、とても驚きましたが、確かに理にかなっているなと納得しました('ω')ノ

恵方巻

関西地方の場合は、節分に恵方巻を食べます。

今では、恵方巻は全国で広まっていますが、実は関西が発祥の地なのです。

恵方巻をしゃべらずに食べることで服を呼び寄せることができるという言い伝えは有名ですよね。

恵方巻の他にも、ロールケーキなど巻いてあるものを食べる地域もあるようですよ(*'ω'*)

けんちん汁

けんちん汁は、寒い時に体を温めるための飲み物だと思っていませんか?

確かに、冬などはけんちん汁を飲んで体を温める人が多いです。

しかし、けんちん汁というのは、精進料理として親しまれている料理なのです。

このことから、節分にけんちん汁を飲む地域もあるのです。

いわし

京都などの西日本では、節分にいわしを食べるという風習があるようです。

いわしは、他の魚と違い独特な匂いがしますよね。

また、いわしを網で焼くとたくさんの煙が出ます。

この匂いと煙によって厄を払うことができると言われているのです。

また、いわしを食べるだけではなく、玄関前に飾るという風習もあるようですが、これは地域によって違いがあるようです。

まとめ(節分の豆まきの掛け声や回数は地方・地域で様々な違いがある)

自分が当たり前と思っていた節分の豆まきの掛け声や回数は、実は、意外と少数派だったり!?なんていうこともあるかもしれません(^^)

友人や職場の同僚などと話をすると、聞いたこともなかったような面白い風習を知ることができるかもしれませんね!

無病息災で、幸福がたくさん訪れますように

 

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