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炭酸のペットボトルがパンパンに!開けるときに爆発しない対処法

こんにちは、knowledge pitへようこそ!

 

炭酸は、あのシュワっとした刺激が美味しいですよね。

私は毎日飲むわけではないのですが、「飲みたくなったらすぐ飲めるように」と思って、家に炭酸のペットボトルをストックしたりしています。

ですが、いざ飲もうとペットボトルを見てみると、ビックリするくらいペットボトルがパンパンになっていることがあります。

そうなると、炭酸を飲みたい気持ちよりも、「爆発するんじゃないか!?」「開けるのが怖いよー」という恐怖心の方が勝ってしまったり…。

 

きっと私以外にも、同じように感じる人もいると思い、この記事では「パンパンになった炭酸のペットボトルを開けるときに爆発せずに済む対処法」をご紹介していきます。

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パンパンになった炭酸ペットボトルを開ける方法

では早速、爆発を恐れることなく、パンパンの炭酸ペットボトルを開ける方法をご紹介します。

 

なぜペットボトルがパンパンになるのかは、炭酸の性質を理解する必要があります。

その性質から判断すると、以下の手順でペットボトルを開ければ、爆発を回避することができます。

炭酸の性質やペットボトルがパンパンになる原因は、のちほど解説します

 

パンパンの炭酸ペットボトルを安全に開ける方法
1)ペットボトルを横に倒して、軽く転がす
2)冷蔵庫で静かに冷やす
3)冷やしたら、ゆっくりとキャップを緩めて「プシュッ」としたところで一旦ストップ
4)10秒ほどたって様子を見て、ゆっくりとキャップをまわして取る

 

以上が、安全に破裂を避けてペットボトルを開けることができる方法です。

なぜ転がすのか、なぜ冷やすのかというのは、次の章で解説します。

 

この方法であれば爆発することなく開けることができます。

ですが、念のため、万が一、吹きこぼれることがあっても大丈夫なように、キャップを開けるときはシンクなどで行うことをオススメします。

どうしてもキャップを開けるときに恐怖心が出てしまう人は、ペットボトルをタオルでくるんで行うようにしましょう
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炭酸の性質とペットボトルがパンパンになる理由

炭酸飲料というのは、二酸化炭素を水に溶かして作られます。

二酸化炭素は、比較的、水に溶けやすい性質を持っているのですが、冷たいと水に溶け込みやすく、温かいと気化するという性質を持っています。

つまり、温度が上昇することで気化して、その圧力でペットボトルがパンパンになるのです。

 

あなたが見たことがあるパンパンの炭酸ペットボトルというのは、冷蔵庫ではない場所で放置していたものではありませんか?

もしくは、うっかりペットボトルを床や地面に落としてしまったときとか…。

 

ペットボトルを置いている場所の温度が高くなったり、落とすなどして大きな衝撃を与えてしまう。

そうすることで、炭酸ガスがどんどんと出てきて、ペットボトル内に圧力がかかってしまい、パンパンになってしまうのです。

 

ですので、そのような状態になってしまったものは、

・浮き出てきてしまった炭酸ガスを、再度、水(液体)に溶けさせる
・冷やして温度を下げる

という対応をすることで、元の状態に戻すことができるのです。

 

ですので、一度静かにペットボトルを横向きに倒して転がして、炭酸ガスを水に溶けさせる。

そして、それを冷やすために冷蔵庫に入れるという対応で、安全にパンパンのペットボトルを開封することができるようになります。

 

また、以下の動画の例では缶のようですが、中で生じてしまった気泡を「でこぴん」的な感じで缶全体を刺激して消すことで爆発を回避するという方法もあるようです。

理屈としてはペットボトルも一緒のような気もしますが、サイズや素材が違うので、ちょっと不安もありますね。。。

ただ、炭酸が発生する仕組みを透明な哺乳瓶に移し替えてレクチャーしてくれたりもしているので、参考になると思います。

興味のある方は見てみてくださいね

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開封済みのペットボトルがパンパンの理由は別にある

実は、開封済みのペットボトルがパンパンになっている場合は、ここまでに説明してきた理由以外の原因も考えられます。

というか、むしろ、今からお話する理由である可能性の方が高いかもしれません。

 

開封済み、つまり飲みかけのペットボトルの場合、雑菌の繁殖が原因でパンパンになっている可能性があります。

 

飲みかけのペットボトルは、飲んだ人の口から口内細菌が入ってしまいます。

その雑菌がペットボトルの中で繁殖すると、中で発酵して二酸化炭素を生み出し、圧力を生じさせるのです。

実際に、国民生活センターにも開封済みのペットボトルの破裂による事故の発生が何件も寄せられているようです。

 

開封済みのペットボトルがパンパンになっている場合、上で説明した方法で開けることはできます。

ですが、中身そのものが腐っている可能性が高いので、開けたら飲まずに捨てることをオススメします。

炭酸のペットボトルは高温に要注意(夏場の車が特に危険!)

炭酸飲料のペットボトルは、そもそも炭酸の圧力に耐えられるように作られています。

ですので、未開封で冷蔵庫だったり、冷蔵庫じゃなくても適度な常温で静かに保存しておく分には問題はないでしょう。

 

ですが、ここまでに解説してきたとおり、温度の上昇によって、ペットボトル内に圧力が発生してしまいますので、未開封だとしても高温は避ける必要があります。

直射日光を浴びるような場所には保管すべきではないですし、特に注意が必要なのが車の中です。

 

一番恐ろしいのは、車の中に飲みかけの炭酸ペットボトルを残したまま、日差しがあたるところに長時間駐車して放置してしまうということです。

 

普通に起こりえる光景のような…

 

ペットボトルが高温になるだけでなく、「飲みかけ」であることによってペットボトル内での雑菌の繁殖が進み、一気に発酵して破裂する可能性が高いです。

何気なくやってしまいそうな行為ですが、実際に、そのような事故も発生しているようですので、気を付けるようにしましょう!

まとめ

炭酸のペットボトルがパンパンになってしまった場合、「開ける前にとにかく冷やす」ということを覚えておきましょう。

また、開封済みのものがパンパンになっている理由は、雑菌の繁殖による発酵のせいも考えられますので、飲むのは控えた方が良いと思います。

炭酸飲料は高温になるほどパンパンになってしまいますので、未開封だとしても常温で保存できる場所にストックするようにしましょう。

夏場の車内に、飲みかけの炭酸ペットボトルを放置するのは厳禁ですよ!

 

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