こんにちは、knowledge pitへようこそ!
オクラは、非常に栄養価が高く、体に良い食べ物ですので、健康志向の人であれば、積極的に食べたいと思うでしょう。
ただ、中には、オクラの調理方法で悩んでしまう人もいるかもしれません。
そこで、この記事では、オクラの産毛は取るべきなのか、産毛を取る超簡単な方法について、詳しく解説していきます。
オクラの産毛は食べられる?刺さるって本当?
オクラには、チクチクした産毛が生えています。
オクラの調理法で悩む人が多いというのは、この産毛を取るか取らないかで悩んでしまう人が多いということです。
基本的にオクラの産毛というのは、取らなくても食べることはできます。
ただ、オクラに生えている産毛というのは、オクラ自身が暑さに耐えるための、いわば防護服のようなものです。
そのため、産毛の中にはかなり鋭くなっている箇所があったりして、食べると口の中や喉に刺さってしまうこともあります。
正直、私はあまり気にならないので、そのまま食べてしまうことが多いです。
もし、小さなお子さんがいるご家庭の場合は、超簡単な産毛の取り方がありますので、下処理をして食べることをオススメします。
オクラの産毛の取り方は?
それでは、オクラの産毛の取り方をご紹介していきます。
板ずり
まずは、一番基本的な産毛の処理方法である「板ずり」です。
始めに包丁でガクの部分を切り取り、その後水洗いしてまな板に並べます。
そして、塩をかけて、手のひらで転がすようにしてあげると、産毛を綺麗に取ることができます。
ただ、力を入れすぎるとオクラが潰れてしまうため、力加減についてはやっていくうちに慣れるしかありません。
超簡単でオススメの産毛の処理方法
私がオススメするのは、買ってきたままのネットに入った状態で、オクラの産毛を取るという超簡単な方法です。
・オクラをネットに入れた状態のまま、両手で挟み、上から水道水で流しながら、軽くこするように転がす
たったこれだけです(笑)
お塩もまな板も包丁も使わず、超手軽に下処理できちゃいますので、ぜひこの方法を試してみてください。
オクラを美味しく食べる方法は?
産毛の処理が終わったら、いよいよ本格的な調理に入っていきます。
オクラを美味しく食べるためには、これから紹介する方法で調理してみましょう。
茹でる
まずは茹でるという調理方法です。
オクラを茹でる場合には、あらかじめ沸騰させておいたお湯に、塩を入れてからオクラを投入してください。
茹で時間は大体1分程度で良いのですが、オクラの大きさによって調理時間を変えることが大切です。
茹で上がったら、そのままザルに移すか、水に漬けます。
水につける場合は、時間に注意が必要です。
電子レンジ
もし調理をする時間があまりないのであれば、オクラにあらかじめ穴を開けて置き、ラップをかけて1分程度、電子レンジに入れます。
そうすることで、オクラを美味しく、そして簡単に調理することができます。
穴を開けていないと破裂してしまうことがありますので、必ずつまようじなどで穴を開けておきましょう。
オクラの栄養素をしっかり吸収するためには生で食べるのがオススメ
オクラは生でも食べることができるというのは、ご存知ですか?
オクラの栄養素を殺さずに最大限に摂取したい場合には、生で食べるのがオススメです。
そうすることで、水溶性食物繊維をしっかり摂り入れることができ、効率的に栄養素を体に吸収することができるためです。
生で食べるためには、
・その後、ガクとヘタをとる
新鮮なオクラの見分け方
生で食べるなら、やはり新鮮なオクラを食べたいですよね。
新鮮なオクラの見分け方のポイントを、以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
・濃い緑色をしている
オクラは夏野菜の仲間!どんな効果があるの?
オクラは、夏野菜の仲間です。
夏野菜には、
・きゅうり
・トマト
・ピーマン
・なす
・かぼちゃ
などがあり、ビタミンCやEが豊富に含まれています。
そのため、夏バテなどにも非常に効果があり、それ以外でも健康的な体を作るために重要な役割を担っているのです。
オクラの特徴はと聞かれたら、多くの人が、「ヌルヌルしている」とか「ネバネバしている」と答えるでしょう。
実はオクラのネバネバというのは、水溶性食物繊維と多糖類が混ざることによって起きている現象です。
水溶性食物繊維というのは、便秘や下痢などを解消してくれる効果にも期待ができるため、腸内環境を整えることもできるのです。
また、糖分の吸収を抑えてくれるため、糖尿病予防効果にも期待が持てます。
更に、オクラには、形に関する特徴もあります。
五角形のものが一般的とされていますが、それ以外にも、丸い物や川の部分が赤い物なども存在しているのです。
また、オクラが作られる地域は、鹿児島や沖縄など、比較的暖かい環境の中で育てられることが多いです。
ちなみに、オクラというのはかなり昔は、食べるものではなく観葉植物という扱いでした。
なぜなら、当時の日本人には、ネバネバしているということに抵抗を持っていた人も多く、あまり食べたいと思う人がいなかったからと言われています。
まとめ(オクラの産毛は取らなくても大丈夫)
オクラの産毛は、下処理をせずそのまま食べたとしても、刺さるといったことはほとんどありません。
ただ、ご紹介したとおり、産毛の取り方は難しいことはなく、むしろ超簡単ですので、ササっとやってみることをオススメします。