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新潟県三条市で開催される三条祭りは、1822年に始まったといわれる伝統行事です。
総勢約400人による大名行列や舞い込みといった見ごたえのあるイベントで賑わう三条祭りは、毎年大勢の見物客が訪れます。
この記事では、三条祭りに行きたいという方のために、知っておくと便利な駐車場情報を中心に、
開催日程や見どころ、把握しておくと安心な交通規制などの基本情報をはじめ、楽しみな屋台情報まで、役立つ内容をまとめてご紹介します。
(大名行列、舞い込み、露天出店は全て中止です)
春季大祭は神事のみ執り行われる予定です
三条祭りに行くなら押さえておくべき駐車場
多くの見物客が集まる三条祭りですので、可能であれば電車を利用するのが一番安心です。
ですが、お子様連れなどですと、車の方が楽ということもあると思います。
そんな方のために、知っておくと役立つ駐車場をご紹介していきます。
三条祭りの3つの無料臨時駐車場
三条祭りが開催される5月14日、15日限定で利用が可能な臨時駐車場が3ヶ所あります。
いずれも、無料で利用可能で、営業時間は10:00~22:00です。
三条鍛冶屋駐車場
会場である三条八幡宮まで、徒歩3分ほどの近さにある駐車場です。
臨時駐車場の中で会場に最も近い駐車場なのですが、収容台数が30台と少なめですので、営業時間前には付近に到着しておく必要があります。
住所:新潟県三条市元町11-53
中央市場駐車場
中央市場駐車場も、三条八幡宮まで徒歩で5分ほどの距離のため便利です。
ただし、こちらも収容台数が30台と少ないです。
住所:新潟県三条市元町18
三条防災ステーション駐車場
会場まで、徒歩15分ほどかかる距離にありますが、収容台数が450台と多いので、一番停めやすいです。
先に紹介した2つの臨時駐車場は会場に近いので便利ではありますが、駅前で一番混雑している場所でもあるため、出入りがやや大変です。
そのため、歩くのが大丈夫であれば、最初から三条防災ステーション駐車場に停めた方が、いろいろな意味で楽だと思います。
住所:新潟県三条市上須頃167-1
知っておくと便利な駐車場5選
臨時駐車場は3ヶ所合わせても、500台分しかありません。
車で向かってみたはいいけど、タイミングによっては満車で入れないということが十分に考えられます。
そこで、そんな万が一の時に役立つ、知っておくと便利な駐車場を5つご紹介します。
タイムズ三条まねきねこ
三条八幡宮まで徒歩10分ほどのところにある有料駐車場です。
・営業時間:24時間
・料金:全日 60分200円(8:00~0:00)それ以外は60分100円、平日の1日最大料金400円、土日祝は1日最大料金600円(いずれも24時までの料金)
・住所:新潟県三条市本町3-6
・TEL:0120-778-924
中央パーキング
中央パーキングは、徒歩で10分少々かかる駐車場です。
収容台数は多いですが、最大料金がないので注意が必要です。
・営業時間:9:00~24:00
・料金:30分150円 1泊1,000円(22:00~翌日9:00まで)
・住所:新潟県三条市本町2-5-21
・TEL:0256-35-2158
パルム立体駐車場(立駐パルムパーキング)
パルム立体駐車場は、三条八幡宮まで徒歩15分ほどのところにあります。
こちらも最大料金設定はありませんが、収容台数が多いので覚えておくと役立ちます。
また、駐車場にはトイレもあります。
・営業時間:24時間
・料金:20分100円
・住所:新潟県三条市神明町9-1
・TEL:0256-35-7777
ファッションセンターしまむら北三条店駐車場
ファッションセンターしまむら北三条店駐車場は、会場まで徒歩10分ほどの距離です。
利用可能時間は19:00までと限られてしまいますが、知っておくと役立つ駐車場です。
・営業時間:10:00~19:00
・料金:無料
・住所:新潟県三条市荒町2丁目23
・TEL:0256-31-1411
イオン三条店駐車場
イオン三条店駐車場は、会場まで徒歩10分少々の距離にあります。
24時間利用可能で、収容台数も多く、しかも無料で利用可能です。
・営業時間:24時間
・料金:無料
・住所:新潟県三条市西裏館2-12-20
・TEL:0256-35-6161
三条祭りの交通規制(通行止め)の時間・場所
三条祭り開催日である、5月14・15日は、交通規制が実施されます。
両日とも、JR弥彦線高架下道路は通行規制により、9:30~22:00までは一方通行になりますので、ご注意ください。
それ以外にも、日ごとに細かく交通規制が実施されます。
出典:三条市公式観光サイトSANJYO NAVI
三条祭りの開催日程・時間
念のため、三条祭りの基本情報を確認しておきましょう。
開催日は、例年、5月14日と15日の二日間にわたって行われます。
開催時間は、初日の14日は、三条八幡宮において夕方より宵宮が行われます。
そして、15日は、12:45に大名行列出発、17:00より舞込開始というタイムスケジュールです。
なお、雨天の場合は、雨の降り方次第では中止になることもあります。
実際、2017年は大名行列の途中で大雨が降り、中止になったことがありました。
(※この時、夕方の舞込の際には、無事に雨があがって予定通り開催されました)
三条祭りへのアクセス
会場となる三条八幡宮の最寄り駅は、JR弥彦線の北三条駅です。
電車利用の場合は、北三条駅から徒歩10分ほどで会場に到着します。
車で高速利用の場合は、北陸自動車道三条燕インターチェンジで降りてください。
ICからは、車で10分ほどで到着します。
三条祭りの外せない見どころ
三条祭りといえば、2日目の5月15日に行われる、大名行列、舞込は外せないイベントです。
一つずつオススメのポイントをご紹介していきます。
三条祭りの大名行列のルートとタイムスケジュール
はじめに、大名行列の詳しいルートとタイムスケジュールを確認しておきましょう。
毎年5月15日に行われる大名行列は、三条八幡宮から諏訪神社までの約3キロを往復するというコースです。
12:45に出発して、ゆっくりと進み、16:00頃に諏訪神社に到着して折り返すというタイムスケジュールとなります。
出典:三条祭り若衆会公式サイト
ちなみに、この大名行列は、家の2階などから見下ろして見学することは好ましくないとされています。
そのため、三条市より、大名行列の途中にある、見晴らしの良い昭栄大橋からの見物は禁止されています。
これ以外にも「行列を横切ってはいけない」「行列出発時に太鼓橋を通ってはいけない」といった決まり事が大名行列にはあるようです。
大名行列の見どころは天狗様
大名行列での見どころは、天狗様(導祖神)です。
三条祭りにおいて「天狗が転ぶと火事になる」という言い伝えがあるのですが、天狗様は、なんと高さ60cmもの一枚歯の高下駄を履いて歩かなければいけないのです。
もちろん、一人の天狗様が3キロ近くもの道のりを歩き続けるのは難しいので、100mごとに交代します。
天狗様が近くを通ったら、何ともいえぬ緊張感を感じられると思いますよ。
三条祭りの舞い込みの時間と見どころ
15日の17:00から行われる舞込は、厳かな雰囲気で行われる大名行列とは異なり、非常に激しい動きが見どころとなっています。
ちなみに、天狗様(導祖神)も登場しますが、舞込のときは高下駄ではなく、雪駄を履いています。
舞込とは、大名行列から戻った天狗様(導祖神)、2基の御輿、太鼓などが境内を3周して拝殿に納め、それに続いて親が小さな子供を肩車して走って、子どもの無病息災を願うという伝統行事です。
見どころは、舞い込みの最後に行われる「揉み合い」です。
本殿に入ろうとする御神輿と、本殿前にいる「祭りを終えたくない衆」とが、非常に激しく押し合うというものです。
激しく押し合うクライマックスを向かえたのち、本殿に御神輿が入ると境内中に拍手と歓声が巻き起こって、三条祭りは終わりとなります。
舞い込みはルールさえ守れば観光客も参加できる!
この舞込は、以下の注意点さえ守れば、市民じゃなくても誰でも参加することが可能です。
・子供は必ず肩車をする(おんぶや抱っこでは参加してはいけません)
・飲酒した人は参加不可
「当日参加できるのはいいけど、白足袋がない場合はどうすればいいの?」という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、そんな時もご安心ください。
白足袋を持っていない人のために、三条八幡宮の境内の若衆会のテントで白足袋が売られているので、そこで購入することができます。
また、とてもありがたいことに、そのテントでは無料で子どもに祭り化粧をしてもらうことができます。
15日の13:30から16:00まで受付しているようなので、お願いしてみてはいかがでしょうか?
三条祭りの屋台の出店時間・出店場所
お祭りといえば、屋台も楽しみの1つですよね!
三条祭りには、約200店ほどの屋台が出店します。
新潟名物のポッポ焼きをはじめ、トルコアイス、焼きそば、たこ焼き、クレープ、チョコバナナ、フルーツ飴、電球ソーダなど、屋台グルメの定番がそろっています。
また、射的、輪投げ、金魚すくいなどの、定番の遊びはもちろん、お化け屋敷の出店があるのもお楽しみポイントかもしれませんね。
屋台の出店時間は、14日は宵宮が夕方からではありますが、お昼頃から販売を開始している屋台があります。
15日は、だいたい朝10時前後から営業を始める屋台が多く、閉店はお店にもよりますが、両日ともおよそ21時頃となります。
屋台が出店される場所は、三条八幡宮の境内と隣接している八幡公園です。
まとめ
三条祭りに行くなら覚えておくと便利な駐車場を中心に、開催日程や見どころ、屋台情報などをまとめてご紹介しました。
大名行列と舞い込みは、静と動という全く異なる雰囲気を持っているので、どちらも必見です。