こんにちは、knowledge pitへようこそ!
東京の千代田区にある神田明神は、都内屈指のパワースポットとしても大変有名ですね。
そんな神田明神に行くことで、どのようなご利益があるのか気になっている人もいると思います。
そこで、この記事では、神田明神のご利益や知っておくと便利な知識について詳しく解説していきます。
神田明神の基礎知識
実は、神田明神というのは、正式名称ではありません。
正しくは「神田神社」といい、その建立は730年といわれています。
つまり、今から1300年も前から存在している大変歴史ある神社なのです。
神田神社は、元々は大手町の平将門の首塚付近にありましたが、江戸時代の1616年に区画整理が行われ、現在の場所に移転しました。
神田明神の神様のご利益は仕事運・恋愛運だけじゃない
では、そんな神田明神では、どのようなご利益を得ることができるのでしょうか。
神田明神のご利益は、仕事運や恋愛運アップだけではありませんので、それぞれを詳しくみていきましょう。
神田明神の御祭神
神田明神では、
の三神が祀られています。
それでは、ご利益ごとに詳細を解説していきます。
恋愛運(縁結び)
神田明神には、恋愛運アップのご利益があるといわれています。
それは、三神の一人である大黒様が祀られていることが理由です。
この大黒様という神様は、たくさんの妻と子供がいたといわれています。
このことから、縁結びの神様としても知られているのです。
他の神社にも大黒様が祀られているところはありますが、神田明神は日本一大きい像が祀られています。
縁結びの神様なので、「恋愛運」はもちろんですが、「縁」は恋愛だけに限らず、仕事だったり、お金だったり、様々な物事との縁を結ぶパワーがあるといわれています。
健康運
神田明神の二の宮のえびす様は、農業や医薬、酒造りなどで人々の生活を支えたという言い伝えが残されています。
このことから医大合格を願って訪れる人も多いようです。
他にも、各地の温泉を発見した神だと言われているため、健康運のご利益を得ることができるといわれています。
仕事運・商売繁盛
大黒様は「縁結びの神様」であり、恵比寿様は「農業や漁業を発見した神様」、つまり商売繁盛のご利益もあると言われています。
このことから、神田明神は仕事運に特に大きな効果があるといわれているのです。
このような噂を耳にして、年間を通して、全国各地からたくさんの商売人が訪れています。
厄除け・勝負運
かつて、平将門は打ち首となりましたが、胴体が首と繋がろうとして現在首が埋葬されているところまで飛んできたという伝説があります。
このような強いパワーを持っている平将門が埋葬されていることから、神田明神には厄除けのご利益があるとも言われているのです。
また、神田明神はかなり古い歴史を持っています。
かつて徳川家康が参拝にきて、関ヶ原の戦いで勝てるように祈ったといわれています。
このことから、勝負運にも効果があると言われています。
火伏せ(ひぶせ)
江戸時代は、多くの火事が発生していました。
そのため、「火事と喧嘩は江戸の花」というようなことわざもできたほどです。
そこで、人々がこの神田神社に火伏せ、つまり「火災を防ぐ神仏の力」を祈りに来たのです。
これに答えるように、神田神社というのはあの東京大空襲にも耐えたのです。
このようなことから、現在でも「火災からよみがえる神社」として、火伏せのご利益があると言われています。
神田明神のおすすめパワースポット
神田神社の中には、7つの神社があります。
それぞれの神社によって、ご利益が異なり、7つ全ての鳥居をくぐると多くのご利益を享受できると言われているのです。
ただ、中には時間がなくてゆっくり参拝できないという人もいるでしょう。
そこで、神田神社に行ったら絶対に回って欲しいパワースポットについて、詳しく解説していきます。
獅子山の滝
獅子山の滝というスポットでは、人口の滝が流れています。
そのため、夏の季節になるととても涼しげで、そこにいるだけでパワーを貰えるような気持ちになることができます。
獅子には、厄除けのご利益があり、獅子山の滝には、縁結びや仕事運などのご利益を得ることができると言われています。
江戸神社
続いて江戸神社です。
この神社は、7つある神社のうち最も古くからある神社と言われています。
江戸神社では、スサノオノミコトを祀っており、このスサノオノミコトという人物は、ヤマタノオロチを倒したという伝説も残っています。
江戸神社に祀られているスサノオノミコトという神様は、厄除けや無病息災などのご利益があるといわれているのです。
魚河岸水神社(うおがしすいじんじゃ)
魚河岸水神社というのは、古くから水の神としてたくさんの人々から親しまれています。
かつて、徳川家も参拝に来たといわれている程に歴史は古く、水関係や家事に関係するご利益があるといわれています。
そのため、仕事で水に関わることが多い人や、主婦、主夫などの参拝客が非常に多いです。
また、よりたくさんのご利益を得るためには、
というような順番で、各神様を参拝することがおすすめです。
時間がある人は、もちろん境内のすべてを回ってみましょう。
神田明神の境内図は、公式サイトで確認できますので、事前にチェックしておくと安心です。
神田明神で仕事と恋愛のご利益を ~お守りの種類・時間~
神田明神では、仕事や恋愛をはじめ、様々なご利益をさずかることができるため、お守りの種類も豊富です。
特に人気でオススメなのが、「勝守(かちまもり)」という勝運アップ効果が期待できるお守りです。
徳川家康が関ケ原の戦いの前に、神田明神で祈りを捧げて勝利を収めたという話を先ほどご紹介しました。
その逸話にあやかったお守りがこの「勝守」です。
勝負に勝つというのは、例えば、恋愛での告白成功、仕事でのプレゼン成功、学業での受験成功などなど、あらゆる場面に当てはまります。
その他にも、仕事運のご利益効果を期待した「しごとのおまもり」や、「IT情報安全守護」という個人情報漏洩保護のご利益があるとされる、ちょっと変わったお守りもあります。
神田明神に行く前にチェックしておきたい方は、以下のボタンから公式サイトに飛ぶことができるので、確認してみてくださいね。
ちなみに、お守りの授与は、文化交流館1階のお守り授与所において、季節により時間の変動があるようですが、原則、毎日9時から19時まで可能です。
神田明神へのアクセスと参拝時間
神田明神の最寄り駅はJR御茶ノ水駅、東京メトロ銀座線末広町駅で、聖橋口より徒歩5分ほどでアクセスできます。
詳細は、以下のマップでご確認ください。
・TEL:03-3254-0753
・アクセス
神田明神の神田祭もオススメ
日本三大祭りの1つともいわれる神田祭。
別名「天下祭」とも呼ばれる神田祭が行われるのが、神田明神です。
神田祭は、5月の中旬頃に、約1週間ほど開催されます。
ただし、本祭りは毎年開催ではなく、2年に1回の隔年開催で、奇数年にのみ開催されます。
偶数年には本祭りは開催されませんが、例大祭は開催されます。
神田祭の見どころは、「神幸祭」(しんこうさい)という神輿行列です。
1000名を超える平安装束をまとった人や御神輿が連なって「平安絵巻」を繰り広げる行進で、その長さは300mにも及ぶ行列です。
そして、その翌日に行われる「神輿宮入」も大きな見どころでもあります。
200基ほどの御神輿が、神田・日本橋・秋葉原・大手・丸の内などの各地区を巡って、神田明神に担ぎ込まれるのです。
これほど多くの神輿が、都心で集まる様子が見られるのは神田祭だけです。
まとめ
神田明神の三神をそれぞれ参拝することによって、神田明神が持つ不思議な効果を得ることができるかもしれません。
「仕事運アップ」「恋愛運アップ」を望む人はもちろん、「パワーを得たい!」という人も、ぜひ足を運んでみることをおすすめします。