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奈良の法隆寺は見どころ満載!注目の観光ポイント簡単まとめ

こんにちは、knowledge pitへようこそ!

 

日本初の世界遺産として登録されたのが「法隆寺地域の仏教建造物」です。

指定されている建造物は、法隆寺にある47棟と法起寺の3重塔の計48棟からなります。

 

奈良市内にある東大寺をはじめとする他の世界遺産とは少し離れたところにありますが、

奈良県へ行く機会があれば、ぜひ一度は訪れてみていただきたいところです。

今回は、そんな法隆寺の見どころをご紹介します!

 

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法隆寺について

法隆寺の始まりは、聖徳太子が飛鳥の地から斑鳩(いかるが)に移ってきた605年といわれています。

その場所を斑鳩宮(いかるがのみや)と呼ぶのですが、そこが現在の東院伽藍(とういんがらん)にあたるところです。

そして、それに隣接して整備されたのが今の法隆寺の元にあたる寺院で、現在では西院伽藍(さいいんがらん)にあたります。

 

聖徳太子は、1万円札の肖像にもなっていたぐらい歴史に名前を残した人物です。

政治的な改革の他に、仏教を広めたのも聖徳太子といわれているくらいなので、やはり仏教に対する思い入れは大きかったのだと思います。

 

そのようにして作られた法隆寺と斑鳩宮(いかるがのみや)ですが、

643年、聖徳太子の息子である山背大兄王(やましろのおおえのおう)が時の権力者である蘇我入鹿(そがのいるか)によって襲われた際、

斑鳩宮は焼失しましたが、法隆寺は無事だったようです。

 

しかし、1949年、金堂壁画の解体修理中に金堂が火災に見舞われます。

それがきっかけで作られたのが「文化財保護法」で、火災があった1月26日が「文化財防火デー」とされるようになったのです。

 

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法隆寺の見どころ

法隆寺は西院伽藍(さいいんがらん)と呼ばれる部分と東院伽藍(とういんがらん)と呼ばれる部分に分けられます。

このうち、西院伽藍の中心をなすのは金堂や五重塔で、東院伽藍の中心は夢殿(ゆめどの)といえるでしょう。

なお、西院伽藍の建造物は、現存する世界最古の木造建築物群とされているものです。

金堂

世界最古の木造建造物群とされる西院伽藍の中心となるのが金堂で、国宝に指定されています。

中には、国宝の釈迦三尊像や薬師如来坐像、四天王立像、毘沙門天・吉祥天立像(きっしょうてんりゅうぞう)が安置されています。

 

それぞれの仏像は、作られた時代を代表するようなものとなっています。

四天王立像などは飛鳥時代に作られたもので、クールな無表情で天邪鬼の上に立っているのですが、この様はこれ以降に作られたものには見られないもののようですよ。

 

五重塔

法隆寺の五重塔は、木造のものとしては日本最古の五重塔といわれています。

心柱(しんばしら)の下の心礎(しんそ)と呼ばれる部分は地下3メートルという深さにあるそうですが、

そこにはお釈迦様のご遺骨である仏舎利が収められているそうです。

 

夢殿(ゆめどの)

法隆寺といえば、夢殿を外すことはできません。

夢殿は斑鳩宮があった場所に建てられたものです。

 

蘇我氏の焼き討ちにあった後の荒れ果てた姿を見た僧侶が、太子を偲んで立てたものとされる八角形の形をしているお堂で、

太子信仰のシンボルともいうべきものだそうですよ。

 

大宝蔵院・玉虫厨子(たまむしのずし)

法隆寺で有名な国宝の1つに玉虫厨子があります。

大宝蔵院(だいほうぞういん)で見ることができる、当時の工芸品の1つです。

 

厨子とは仏像を入れておくものなのですが、実際に玉虫の羽根が装飾に使われていたそうです。

もちろん、現在では当時の輝きを見ることはできませんが、当時の状態を再現しようとレプリカ制作が何度も行われたといわれています。

 

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法隆寺がある場所

法隆寺がある斑鳩町(いかるがまち)というところは、当時の政治の中心である飛鳥から離れたところにあります。

大和川へ続く交通の要所ではあったようですが、聖徳太子がここを選んだのには政治的な背景があったのかもしれませんね。

 

法隆寺へのアクセスと見学の所要時間目安

法隆寺へは、JR法隆寺駅がもっとも近く、駅から徒歩15分です。

駅からバスを利用する場合は、奈良交通バス「法隆寺参道行き」に乗車して8分で到着します。

見学の所要時間の目安は、足早に見ていくだけなら1時間程度ですが、

ご紹介した見どころを丁寧に見てまわると2時間弱はかかりますので、予定を考慮しながら計画を立ててみてくださいね。

まとめ

奈良県の観光名所というと、どうしても東大寺などの奈良市内にあるものがクローズアップされがちですが、

実はこの法隆寺の方が歴史ある建物なのです。

 

歴史で有名な、あの聖徳太子が行き来していた場所でもあるんですよね

斑鳩の里で聖徳太子の空気を感じる旅はいかがでしょうか。

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