こんにちは、knowledge pitへようこそ!
「ドライブが大好き!」という人は結構多くいます。
天気のいい日には、景色を楽しみながらどこまでも旅をすることができ、ストレス発散にもなりますよね。
しかし、車の運転というのは一歩間違えると事故を招き、時には命に関わるようなことも起こりえます。
そこで、この記事では、運転に向いていない人の特徴について詳しく解説していきます。
運転に向いてないのと下手なのは別問題
「運転に向いていない」というのと、「運転が下手」というのは別問題です。
中には、向いていないのと下手というのを混同してしまう人もいますが、「私は下手だから向いていない」なんて落ち込む必要はありません。
日本では18歳から免許を取ることができますが、最初はほぼ全員初心者です。
免許を取る前から、レーサーのライセンスを取得して、サーキットで運転していたという人であれば話は別ですが、そのような人は多くありません。
そのため、運転が下手ということに関しては、慣れの問題もありますのでそこまで気にする必要はないのです。
運転に向いてない人の能力的な主な特徴とは
では、運転に向いていない人の能力的特徴の代表的なものを見ていきましょう。
判断が遅い
状況判断が遅い人は、運転に不向きな可能性があります。
運転をするということは、他の車がたくさんいる中で「瞬時に安全な判断をする」ということができなければなりません。
例えば、右左折をする際に、判断が遅れてしまうとスムーズに曲がることができませんし、場合によっては対向車と接触してしまう可能性もあります。
判断を焦ってしまうと事故を招きかねませんので、冷静に正しい判断を短い時間で行うことを日々意識できているか否かが大切なところです。
タイミングが悪い
タイミングが悪いということも、運転者の能力としては不十分です。
例えばブレーキのタイミングです。
前の車がブレーキを踏んだ場合、いつ減速すれば滑らかに止まることができるのかを無意識にわかっていないと、急ブレーキになってしまいます。
自分一人で乗っているとしても十分危険ですし、同乗者がいた場合は、酔ってしまったり、むち打ち状態になってしまうこともあるのです。
ブレーキのタイミングが早すぎても想定していた場所で止まることはできません。
遅すぎても急ブレーキになってしまったり、追突してしまう可能性を高めてしまうので、タイミングの良し悪しは意外と運転に大きく影響します。
空間認識ができない
空間認識能力が低いというのも、運転に向かない人の特徴の一つです。
運転というのは、歩いたり走ったりするのと違って、自分の幅よりもはるかに大きいサイズのもの(車)を操縦するということです。
日本は右ハンドルの車が多いため、特に左側の空間認識ができないと、こすってしまったり事故を起こしてしまったりする場合があります。
例えば、前の車が右折待ちをしている時、場合によってはその左側をすり抜けて通行できる場合があります。
軽自動車であれば車幅もそこまで大きくないため、両サイドに十分な幅を保ちながら通行できることもあるでしょう。
しかし、空間認識ができないと、怖くてすり抜けることができません。
無理をしてすり抜ける必要はありませんが、十分に感覚が開いているかどうかというのを判断するためにも、空間認識は運転に必要な能力なのです。
運転に向いてない人の性格的な主な特徴とは
続いて、運転に向いていない人の性格的な主な特徴について解説していきます。
スピードを出したがる
車に乗れば、人間自身では出せないスピードを出すことができます。
そのスピードを競うスポーツというのもありますが、当然ですが、公道でやってはいけません。
特に若い人や、スピード狂の人は、前に車がいない、あるいは見通しの良い直線になるスピードを出したがる傾向があります。
しかし、現状は車の存在が確認できなくても、脇から飛び出してくることもありますし、歩行者が飛び出してきたりするかもしれません。
そのようなことを考えると、スピードを出したがる人というのは運転に向いていないと言わざるをえません。
攻撃的
攻撃的な性格、怒りっぽい性格の人は運転に向いていません。
なぜなら、話題になったこともありますが、いわゆる「煽り運転」の加害者になってしまう可能性があるからです。
前の車が制限速度よりも遅い速度で走っていた、急に割り込んできた、クラクションを鳴らされたというような場合、カッとなってしまうとトラブルのもとになります。
カッとなってしまう性格の人は、怒りが頂点に達している時に自分をコントロールすることができず、相手を傷つけてしまう可能性もあるのです。
せっかち
せっかちで気持ちに余裕がない人も運転には向いていません。
遅い車がいた時に、「どのタイミングで追い越そうかな」といつも考えてしまうような人の場合は、できれば運転をしない方がいいでしょう。
そのような人は、追い越し禁止車線でも車が来ていないと判断すれば、平気で追い越しをかけます。
しかし、絶対に対向車が来ていないという保証はどこにもないわけで、場合によっては対向車とまともに真正面から接触してしまう可能性があり大変危険です。
自分を過信している
特に免許を取りたての人に多いのですが、「自分は運転がうまい」と能力を過信してしまっている人がいます。
自分自身を過大評価しがちな性格の人は、運転にはあまり向いていないと言えます。
自分の能力を過信してしまうと、油断が生まれてしまいます。
そして、一瞬の油断が事故の元になりますので、注意が必要なのです。
運転に向いてない人の特徴チェック16項目
ここまで、性格的・能力的の両方の面から、運転に向いていない人の特徴の主だったところを説明してきました。
最後に、運転に向いてない人の特徴を列挙しておきますので、チェックリストとしてお役立てください。
【運転に向かない人の特徴チェックポイント】
- 状況判断が遅い
- タイミングが悪い
- 空間認識ができない
- スピードを出したがる
- 攻撃的な傾向がある
- せっかち
- 自分を過信しすぎる
- 正確さに欠けるところがある
- 注意力が散漫になりがち
- やや神経質気味
- 気分が変わりやすい・ムラがある
- パニックになったり、動揺しがち
- 短気
- 自己中心的で自分勝手な傾向がある
- プライドが高く、自分の非を認めようとしない
- 法律を守らない
まとめ
車の運転に向かない人の特徴は、性格面でも能力面でもいくつもの特徴があります。
自分自身や、実はちょっと「この人、運転に向かないのでは?」なんて思っている相手に当てはまる項目はないかチェックしてみましょう。
いくつもの項目がありますが、「運転に向かない資質がある」と運転者本人が認識して、少し意識を変えるだけでも、だいぶ変わるものです。