こんにちは、knowledge pitへようこそ!
ラーメンと言えば、国民的人気料理ですよね。
お店ごとに味が全然違いますし、カップ麺も種類が豊富なので、ついいろいろ試してみたくなったりしちゃうという人も多いのではないでしょうか。
もちろん、大人が楽しむだけでなく、「子供にも美味しいラーメンを食べさせたい」と思う人もいると思います。
ただ、ラーメンは小さい子供にも食べさせて良いのかどうかは気になる点ですので、この記事で詳しく解説していきます。
ラーメンは子供に何歳から与える?その理由とは
結論から言ってしまうと、ラーメンは子供が1歳を超えてから食べさせるようにしてください。
大人が食べて、子供には食べさせないということに罪悪感を抱いてしまう人もいますが、1歳に満たない子供に食べさせてしまうと、健康上あまりよくないのです。
それでは、その理由について詳しく見ていきましょう。
離乳食を卒業する時期だから
まずは離乳食を卒業する時期だからです。
子供が1歳の頃というのは、まだ離乳食を食べていることが非常に多いです。
その中でラーメンという、子供にとっては固い物を食べさせてしまうと、消化不良などを引き起こしてしまう可能性があるのです。
また、育児本などでも、ラーメンなどの麺類は離乳食完了間近で食べさせるメニューとして紹介されています。
具体的に「何歳以上」という制限はありませんが、大人と子供の体の作りをしっかりと理解して、慎重に食べさせてあげることが大事です。
アレルギーが起こりにくくなるから
大人が思っているよりも、赤ちゃんの体というのは繊細です。
特に離乳食に入った段階では、食物アレルギーを引き起こしやすくなっています。
ラーメンは、様々なアレルゲンを含んでいます。
そのため、離乳食初期からラーメンを食べさせてしまうと、どうしてもアレルギーの心配が付きまとうようになってしまうのです。
ですが、離乳食期が進んでくると、ある程度子供のアレルギーの有無などを把握することができます。
そうすると食べられる物も多くなっていますので、比較的安心して食べさせることができるのです。
子供にラーメンを食べさせる時の注意点
では、子供にラーメンを食べさせる時に気を付けるべきこととは一体何なのでしょうか。
先ほども解説したように、ラーメンには比較的多くのアレルゲンが含まれていますし、小さな子供にとってはまだまだ固い食べ物です。
もし離乳食期を過ぎて、ラーメンを食べさせる場合には、これから紹介する注意点に気を付けながら食べさせてあげることをおすすめします。
ラーメンの塩分を薄める
まずは塩分量です。
ラーメンにはたくさんの塩分が含まれています。
こってりしたラーメンを食べると、大人でさえも喉が渇きますよね。
そのため、小さな子供にラーメンをそのまま食べさせてしまうと、塩分の過剰摂取になってしまうのです。
ちなみに、塩分摂取量目安は、大人が8g未満であることに対し、子供は5g未満となっています。
このようなこともあり、子供にラーメンを食べさせる場合には、少し薄めて食べさせてあげることが大事になってくるのです。
カップラーメンの添加物含有量に注意
添加物というのは、普段私たちが食べる物のほとんどに含まれています。
しかし、子供の身体にかなりの負担になってしまう可能性があるため、特にカップラーメンを食べさせる場合には、添加物の含有量に注意が必要です。
そのため、先ほども解説したように、カップラーメンを食べさせる場合には、少量にしておくことをおすすめします。
麺の種類に注意(ノンフライ麺がおすすめ)
ラーメンと一言で言っても、その種類は様々です。
使われている麺にも種類があるのですが、油で揚げていないノンフライ麺を食べさせてあげるようにしましょう。
そうすることで、赤ちゃんでも内臓に負担をかけずにラーメンを食べることができます。
アレルギーに注意
こちらも先ほど解説しましたが、小さい子供というのは大人よりもアレルギーを起こしやすいです。
既に子供のアレルギーを把握しているのであれば、そのような食品を避ければ良いだけですが、まだはっきりと分かっていない場合には、慎重に食べさせるようにしましょう。
子供にラーメンを食べさせる時にあると便利な物は?
子供にラーメンを食べさせる場合には、麺をそのまま食べさせるというわけにはいきません。
噛む力も弱いですし、そもそも全ての歯が生え切っていない可能性もあります。
そのため、離乳食用のハサミを使って、短く切ってあげることをおすすめします。
離乳食用のハサミを使えばラーメンを細かく切ることができるので、小さいお子さんでも比較的食べやすく消化を促すことができます。
お子さんにラーメンを食べさせたいと思っている方は、今回紹介したことに気を付けて、離乳食用のハサミを使って細かく切ってあげてくださいね。
まとめ(ラーメンは子供が1歳になってから)
ラーメンをお子さんに食べさせて良いタイミングは、離乳食を卒業する1歳頃からとなります。
ただし、解説したとおり、ラーメンの塩分、添加物、アレルギーなどにはくれぐれも注意をするようにしましょう。