こんにちは、knowledge pitへようこそ!
大きな鍋で味噌汁を作って、一週間分を作り置きしておきたくなる人も多いと思います。
味噌汁は一週間冷蔵保存することが可能なのでしょうか?
結論は、できません。
この記事では、味噌汁の正しい保存方法や保存可能期間について詳しく説明します。
味噌汁は一週間の冷蔵庫保存はできない
味噌汁は冷蔵保存で1日〜2日保存可能です。
それ以上保存していた場合は腐っていることが多いので飲むのは避けた方が良いです。
また、もやしなどの傷みやすい具材を使っている場合は、味噌汁も腐りやすいので注意してください。
冷蔵保存をする場合は、粗熱を取って常温、あるいは常温より少し高いくらいになるまで冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
お鍋のまま冷蔵庫に入れるのは楽ですが、できない場合はタッパーや茶碗に小分けをしておくと食べるときに楽です。
味噌汁を冷蔵保存すると味が落ちる
冷蔵保存しておくことは可能ですが、味噌汁自体の味が落ちてしまいます。
味噌汁を美味しく食べるためには、味噌をといていない状態のまま保存しておきましょう。
食べる直前に味噌を溶きながら味噌汁を温めるようにすれば、出来立てで美味しい味噌汁を楽しむことができます。
味噌汁は鍋のまま常温保存で作り置き可能?
味噌汁を鍋で作ったまま常温保存して、食べるときに温めなおすという人は多いです。
味噌汁は6時間から1日なら常温保存が可能です。
しかし、発酵食品である味噌を使っているため傷みやすいので、注意が必要です。
特に、夏場や梅雨の時期は要注意してください。
「夜に作った味噌汁が朝には腐っている」なんていうことも珍しくありません(;^ω^)
常温保存をする場合は、3〜4時間おきに加熱するようにすると、菌を死滅させることができます。
加熱をするときは、75度以上で1分加熱するとほとんどの殺菌が死滅するとされていますが、ノロウィルスは90度以上で90秒以上加熱しないと死滅しないので気をつけてください。
腐ってない?保存しておいた味噌汁の状態をチェックする方法
保存しておいた味噌汁が腐っていないかどうかをチェックするときには、五感を使うことが重要です。
チェックする点は3点です。
・異臭がしないかにおいをかぐ
・少量を舐めて確認する
まずは見た目で色がおかしいものが浮いていないかを判断します。
酸っぱいにおいがする場合も危ないです。
特に常温保存をしていた場合や不安な場合は少しだけ舐めてみるなど、五感を使って慎重に確認してください。
味噌汁は冷凍保存もできる!
実は味噌汁を冷凍保存することも可能です。
冷凍保存をしておけば、約2週間保存が可能です。
比較的長いあいだ味噌汁を作り置きすることができるのでおすすめの保存方法なんです。
冷蔵保存をする方法は主に2種類あります。
・具材と味噌を分けて保存する
少し詳しく説明していきますね。
【味噌汁をそのまま小分けにする】
味噌汁をそのまま小分けにして冷蔵保存をするときは、タッパーに1回分ずつにわけてそのまま冷凍庫に入れておくだけです。
食べる半日前には冷凍庫の外に出して自然解凍させるようにしておきましょう。
ある程度自然解凍させたら、電子レンジを使うか鍋に移し替えて温めてから食べるようにしてください。
【具材と味噌を分けて保存する】
具材と味噌を分けて保存するというのは、味噌を水に溶かす前の状態で保存をするということです。
具材を切っておいて、使う分の味噌と一緒に冷凍保存しておきます。
食べるときには、具材を味噌と一緒にお湯に溶かします。
水に溶かしておく必要がないので、食べるときに解凍する時間をかけなくて良いのが楽です。
水分を保存する必要がないため、小分けにして保存しても場所を取りにくいので、一人暮らし用の小さい冷蔵庫に保存しやすいです。
味噌汁を冷凍保存するときの注意点
具材によっては、冷凍保存とは相性が悪いものがあります。
主に相性が悪い具材は、豆腐・じゃがいも・こんにゃくの3つです。
このように、食材によっては冷凍をすることで美味しさが失われてしまうものもあるので、注意が必要です。
味噌汁は鍋のままとタッパーで保存、どっちが良い?
鍋のまま保存をしても、タッパーに移し替えても、日持ちする期間は変わりません。
味噌汁の日持ち時間にとって重要なのは、保存方法と使っている具材です。
日持ちする方法は冷凍保存、具材にはもやしなど傷みやすい食材を使わないことが、日持ちさせるコツです。
まとめ(味噌汁を一週間以上保存したいなら冷凍保存する)
お味噌汁を1週間以上保存したいという場合は、冷凍保存しか方法がありません。
ただし、上記で説明したとおり、豆腐・ジャガイモ・コンニャクといった冷凍保存に相応しくない具材が入っていないことが前提となりますので、この点はくれぐれも注意してくださいね!