こんにちは、knowledge pitへようこそ!
様々な料理に使うことができる片栗粉ですが、賞味期限が切れてしまった場合、使うのがためらわれる感じもしますよね。
今回は、賞味期限切れの片栗粉を料理以外に有効活用する使い道や、未開封で冷蔵庫で保存していたものなら料理に使えるかなどを中心に、正しい保存方法や開封済みの片栗粉で問題となる「ダニ」などについても解説します。
賞味期限切れの片栗粉の使い道
賞味期限切れの片栗粉には、料理以外の使い道がたくさんあります。
どうしても賞味期限が切れた片栗粉を使って料理をすることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
その場合は、これから紹介する方法で有効活用してみてください。
掃除
賞味期限が切れた片栗粉は、グリルの掃除に使うことができます。
グリルの掃除は意外と面倒くさいため、しばらく放置してしまう人もいるでしょう。
しかし、賞味期限が切れた片栗粉を使うと、びっくりするほど簡単に汚れを落とすことができるのです。
具体的なやり方は、片栗粉を水で溶かし、グリルの受け皿に流します。
そしてしばらくすると片栗粉が固まりますので、それを丁寧に剥がします。
そうすると、片栗粉が油などの汚れを吸収してくれるため、びっくりするほど綺麗になるのです。
この方法を知れば、「グリルの掃除が面倒くさい」と言って、使ってこなかった人でもグリルを使って美味しい料理を作ることができます。
つまり、賞味期限が切れた片栗粉のおかげで、ストレスなく料理を楽しむことができるということなのです(*'ω'*)
お風呂
賞味期限が切れた片栗粉は、お風呂の入浴剤としても使うことができます。
片栗粉をそのまま入れるだけだと溶けてしまうため、
・重曹
・柑橘系などの果汁
などを混ぜ合わせるようにしましょう。
片栗粉を使った入浴剤を使うと、肌がすべすべになりますが、賞味期限が切れて長期間経っている片栗粉はダニが侵入している可能性もありますので、十分注意してから使うことをおすすめします。
片栗粉が自然に動いていたり、臭いや色が変な場合は、ダニが繁殖している可能性があるので、その場合はいさぎよく捨ててしまいましょう!
ネイル
マニキュアを持っている女性は多いと思いますが、賞味期限切れの片栗粉を自分のマニキュアと混ぜると、マットネイルをすることもできるんです♪
つまり、1つのマニキュアで新しい色を手にいれることができるということですね(*'ω'*)
節約をしてオシャレを楽しみたい人や、賞味期限が切れた片栗粉を有効活用したいという人はぜひ試してみてください。
そもそも片栗粉の賞味期限は?
では、そもそも片栗粉の賞味期限とはどれくらいなのでしょうか。
未開封
未開封の状態の片栗粉というのは、大体1年から1年半持つ場合があります。
そのため、そこまで焦って消費する必要はないでしょう。
開封後
開封後の片栗粉の場合は、できるだけ早めに消費するということがメーカーから推奨されています。
ただ、開封して時間が経っていても、ダニの侵入や異変がなければ使用しても問題ないようです。
とはいえ、湿度や温度によって片栗粉の劣化が進んでしまうため、あまり長期間の保存は望ましくないでしょう。
片栗粉の正しい保存方法は?常温より冷蔵庫がおすすめ
では、片栗粉の劣化を防ぐための保存方法とは、一体どのような方法なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
冷蔵庫もしくは冷凍庫
片栗粉は、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存することがおすすめです。
常温で保存しても問題ないのですが、場合によってはダニが侵入してしまう可能性があります。
冷蔵庫で保存すれば、低温を常に保つことができるため、劣化を防ぐことができます。
また、冷凍庫で保存した場合でも、片栗粉が凍ってしまうことはありませんのですぐに使うことができます。
仮に1年以上の賞味期限切れ片栗粉だとしても、未開封で冷蔵庫または冷凍庫でずっと保管していたのであれば、ダニが侵入している可能性は低く、傷んでいる可能性も限りなく低いので、料理に使っても良いと判断できると思います。
容器に入れる
ダニの侵入を防ぎたいという場合には、片栗粉を密閉できる容器に移し替えることをおすすめします。
そうすることで、侵入口を塞げるのと同時に、匂いが移ってしまうということも防ぐことができます。
食品用の乾燥剤を使う
市販の食品用乾燥剤を入れて保存するという方法もおすすめです。
湿気が溜まってしまうとカビなどの原因になってしまうため、すぐに消費できない場合には、乾燥剤を入れて冷蔵庫などで保存するとより安心です。
片栗粉にダニが繁殖することがある!?見分け方は?
先ほどからちょこちょこ話題に出てくる「ダニ」ですが、考えるだけでも気持ちが悪いですよね。。。
しかも、ダニが入っている片栗粉を食べてしまうと、アレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
片栗粉に侵入するダニは、主に、
・ツメダニ
です。
コナダニの大好物が片栗粉ですので、エサを求めて侵入、繁殖するのです。
そしてツメダニというのは、コナダニを餌とするダニです。
そのため、ツメダニは片栗粉を食べにくるコナダニを食べに集まってくるということです。
ダニというのは、基本的にかなり小さいので目で見分けることが難しい可能性があります。
見分け方としては、匂いや色などに変化があるか、片栗粉が自然と動くようなことはないかといったことがポイントとなります。
万が一、そのような異変が見受けられたり、開封済みで、しかも賞味期限が切れて長期間経ってしまっている場合には、安全を考えるのであれば捨ててしまうのが一番良いかなと思います。
まとめ(賞味期限切れでも未開封で冷蔵庫での保存の片栗粉なら使える可能性大)
冷蔵庫で開封することなく保存していた片栗粉であれば、ダニの侵入の可能性は低く、一定の温度(しかも低温)で保存できていることから、傷みもほとんどありません。
ですので、そのような片栗粉であれば、賞味期限切れ1年程度であれば料理に使っても大丈夫といえるのではないでしょうか。
ただ、グリルの掃除やネイルなど、片栗粉には意外な使い道もあるので、少しでも気になる方は、料理以外のことに役立ててみると良いと思います(*'ω'*)