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七夕といえば短冊に願い事を書くという日ですよね。
「七夕の願い事は1つまで」と聞いたことがあるのですが、願い事の数って本当に決まりはあるのでしょうか。
この記事では、「七夕の願い事はいくつまでしていいのか」、「願い事を叶える書き方」などを中心に、七夕の風習を踏まえながら解説します。
七夕の願い事の数にいくつまでという制限はない
七夕の願い事の数に、「いくつまで」という制限はありません。
逆にいえば、七夕の願い事はいくつしてもOKということなのです。
七夕では「1つだけ願う」もOK、「たくさん願う」もOK
七夕の願い事を考えるときって、とてもワクワクしますよね。
「七夕の願い事の数に制限はない」わけですから、欲張ってたくさん願ったとしても、全く問題ありません。
反対に、「最も叶えたい願い事を1つだけ願う」というのもアリでしょう。
1人で何枚の短冊を書いてもいい
七夕の願い事は短冊に書きますよね。
書くにあたっては、「1人で何枚の短冊を書いてもいい」と言えます。
願い事を多くする場合、1枚の短冊に、たくさんの願い事を書くのもいいでしょう。
一方で、「1つの願い事につき、1枚の短冊を使う」といった具合に、1人で複数枚の短冊を使ってもいいのです。
ただし、状況や場所によっては、マナーを守って、数枚程度の短冊の使用に抑えることも大切です。
例えば、七夕前に商店街に行くと、「笹の葉コーナー」があり、自由に短冊を書けることがありますよね。
やはり、このような場所で、たくさんの短冊を書くのは、マナー違反だと言えるでしょう。
公共の場所で短冊を書く機会がある場合は、数枚程度に抑えた方が良いです。
七夕の短冊の由来や風習は、「文芸の上達」にある
短冊文化の始まりは、江戸時代と言われています。
そして、もともと短冊には「文芸の上達の願い」を書いていたようです。
由来や風習に従うのなら、「現代も短冊には上達に関する願い事を書いた方が良い」ということができるでしょう。
反対に、「宝くじで1等を当てたい」というような、他力本願な願い事は書くべきではないのかもしれません。
短冊文化の由来や風習に従って、上達に関する願い事をするのなら、「七夕の願い事の数に制限はない」という意見にも納得できると思います。
いろいろなことにチャレンジするのはとっても良いことですし、挑戦していることの上達を願うのは当然の気持ちですもんね。
七夕の願い事を叶えるための書き方
願い事を書くときに、「~になりますように」という感じで書いていませんか?
これって、自力というより他力本願な印象ですよね。
本来の願い事の風習であった「文芸の上達」に向かって頑張るのは、誰でもなく自分です。
自分自身が「なりたい自分になる」と強く思うことが、願いを叶える秘訣です。
他力本願的に「誰かに叶えてもらおう」ではなく、「自分で叶えよう」とする強さを持つことが大切です。
ですので、願い事は「私は~になります!」という宣言をするような書き方にしましょう。
願い事はいつまでに書けば良いの?
七夕はご存知のとおり「7月7日」です。
しかし、願い事を短冊に書くのは「7月6日」までにしなければいけません。
勘違いされていることが多いのですが、「七夕の夜」=「7月6日~7日にかけての夜」なのです。
それが正しい「七夕の夜」ですので、願い事も7月6日までに書くようにしましょう。
なぜ、「七夕の願い事は1つまで」という意見が多いの?
願い事はいくつしても大丈夫なのに、「七夕の願い事は1つまで」という意見がよく聞かれるのは、一体なぜなのでしょうか。
私は、「流れ星への願い事の数が影響しているから」なのではないかと、考えています。
流れ星への願い事の仕方は、「流れ星が見えている間に願い事を3回唱える」というものですよね。
「流れ星が見えている間に願い事を3回唱える」わけですから、流れ星への願い事を唱えるためには、願い事はほぼ1つでしょう。
「流れ星への願い事」も「七夕の願い事」も、星に関することです。
そのため、「流れ星への願い事」と「七夕の願い事」については、ごちゃごちゃになりやすいはずです。
長い年月を経て、「流れ星への願い事の数」と「七夕への願い事の数」が混ざってしまった。
その結果、いつしか「七夕の願い事は1つまで」という意見が浸透していったのではないかと想像しています。
まとめ
七夕の願い事は、いくつしても大丈夫です。
叶えたい願い事を、たくさん短冊に書いてもいいですし、最も叶えたい願い事だけを短冊に書くのもアリでしょう。