こんにちは、knowledge pitへようこそ!
大根おろしを作る時に、「大根の上下どっちを使えばいいだろう?」と疑問に思う人もいると思います。
大根は辛い部分と甘い部分が上下で分かれているため、正しい知識をつけておくことが大切です。
この記事では、大根おろしは上下どっちを使えばよいのか、大根の甘い部分と辛い部分の覚え方、大根の部位に応じたオススメの調理方法をご紹介します。
大根おろしに大根の上下どっちを使うかは辛味に応じて選ぶ
大根の下の方が辛くて、上の方が甘いです。
茎の部分は比較的甘みが強く、先端に行くにつれて辛味が増していくのです。
中には、「大根のどこを使っても同じ味でしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、どちらの部位を使うかによって、大根おろしの辛さも変わってきます。
ですので、大根おろしの使い道によって、上の部分を使うのか、下の部分を使うのかチェックする必要があります。
ただ、下の方は本当に辛いです。。。
本当は大根おろしを合わせる料理に応じて、上下どっちかを決めた方が良いのですが、それ以来、私は大根おろしには上の部分だけを使うようになりました。
大根の辛みは季節によって変わる
大根の辛さというのは、実は、年中同じではありません。
その大根が育った時期や気温によって、辛さが異なる場合が多いです。
例えば、夏場に育った大根は比較的辛いことが特徴的です。
そして、冬に育つ大根というのは、寒さに耐えるために糖分を蓄えていることが多いため、逆に甘みが強くなるのです。
大根の甘い部分、辛い部分の覚え方
中には、大根の甘い部分と辛い部分の見分け方を忘れてしまったり、混同してしまったりする人もいるでしょう。
大根の下の方(先端の方)が辛い、大根の上の方が甘いと覚えてきましょう。
「それだけでは忘れてしまいそう」という人は、漢字で覚えることをおすすめします。
大根の甘い部分と辛い部分を覚えるために使う漢字は、「甘」と「辛」の2つだけです。
「甘」という感じは、上の部分が開いているので根本部分のこと。 → 上が甘い
と覚えると、比較的簡単に部位を見分けることができるでしょう。
大根の部位別おすすめ調理方法
大根は、部位ごとで甘さや辛さが変わるため、大根おろしにする場合はその料理に合った甘さ、辛さで作ることが大事です。
そうすることで、料理のアクセントにすることもできますし、料理を食べた後の口直しで使うこともできるでしょう。
ここからは、大根の部位ごとにがどのような料理に向いているのかをご紹介します。
大根の上の部分
大根の上の部分、つまり根本の甘い部分のことです。
この部分は、サラダなどにして生で食べても美味しく頂くことができるでしょう。
なぜなら、根元の部分は水分が多く、それでいて柔らかいです。
そして、大根の上の部分は甘いため、ドレッシングをかけてサラダとして食べることで、素材の味をそのまま楽しむことができるのです。
また、辛い大根おろしが苦手な人は、根元の部分を積極的に使うことをおすすめします。
大根の中心の部分
大根の中心部分というのは、比較的固い可能性がありますので、煮物やおでんなどにすることをおすすめします。
しっかり煮込むことで、中まで熱が通り、味が染み込んで柔らかくなります。
また、この部分は比較的水分も多く、先端部分と比べると辛みも少ないため、辛いのが苦手な人でも気軽に食べることができるでしょう。
大根の下の部分
大根の先端部分というのは、比較的辛みが強い部分です。
また、水分量も少ないため、このような特徴を生かして、味噌汁の具や漬物にするのがオススメです。
そうすることで、味付けの仕方によっては、辛さを抑えることができる場合もあるためです。
仮に、あえて辛い大根おろしを作りたいという場合には、この先端部分を使うことをお勧めします。
そうすることで、ピリッと辛い大根おろしを作ることができ、料理のアクセントや口直しにも使えます。
大根の余った葉っぱも有効活用できるって本当?
大根の葉っぱを捨ててしまう人も多いのですが、それは非常にもったいないことです。
大根の葉っぱというのは、とても栄養価が高く、実は美味しく食べることができるのです。
例えば、炒め物やおひたしにすることで、一品として食卓に並べることもできますし、細かく刻んで醤油や砂糖で味付けをすればふりかけとして使うこともできますよ。
少し工夫をするだけで、栄養価もある大根の葉っぱも美味しく食べることができるため、今まで捨てていたという人は、今後からぜひ有効活用してみてください。
まとめ(大根おろしは上の方がオススメ)
個人的には、大根おろしに使うのであれば、大根の上の方が甘く辛味が少ないのでオススメです。
大根は、葉っぱも含めて、意外と様々な料理に使うことができますので、料理やお好みに応じて適切な部位を選んで活用してみてくださいね。