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甘くて美味しいチョコレートですが、大切に食べようと保管していたばかりに、いつの間にか賞味期限が切れてしまっていたなんていう経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、賞味期限切れ2年のチョコレートは食べることができるのかについてをはじめ、白い付着物の正体について詳しく解説していきます。
チョコレートは賞味期限が切れても食べられる
チョコレートは、基本的に賞味期限が切れても食べることができます。
匂いや見た目に変化がなければ、あまり賞味期限を気にしなくても大丈夫です。
ただ、これはあくまで「賞味期限」だからです。
念のため、賞味期限と消費期限の違いを確認しておきましょう。
賞味期限
賞味期限というのは、「その食べ物の味を落とさずに食べられる期間」のことです。
つまり、その日までは美味しく食べることができますよという意味なのです。
そのため、賞味期限が過ぎてしまった場合でも、味は落ちてしまうかもしれませんが、食べてお腹を壊したり、具合が悪くなってしまったりする可能性は低いのです。
消費期限
一方、消費期限というのはその名のとおり「消費しなければならない期間」のことです。
つまり、消費期限を過ぎてしまった食品については、メーカーも品質を保証することができないということなのです。
そのため、消費期限が過ぎてしまった食べ物に関しては、そのまま捨ててしまうことをおすすめします。
チョコレートの場合は、消費期限ではなく「賞味期限」が設定されていることがほとんどなので、食べてもそれほど問題ではないということになります。
チョコレートの賞味期限切れは1年、2年程度なら食べられる
賞味期限切れのチョコレートでも問題なく食べられるとお伝えしましたが、賞味期限切れからどれくらいの期間のものなら食べることができるのか、気になると思います。
チョコレートを長期間保存する場合、恐らく、冷蔵庫に入れていることが多いと思いますが、冷蔵保存で見た目や臭いに異変がなければ1年程度の賞味期限切れなら食べられます。
そして、実は、私自身は賞味期限から2年ちょっと経ったチョコレートを食べたことがあります(笑)
好きなものは大切に取っておく性格なのですが、大事にしすぎて冷蔵庫の奥の方に行って、そのまま長期間放置していました(;^ω^)
気になる賞味期限切れ2年のチョコレートを食べた結果ですが、チョコの味も変ではなく、特に身体の異変も起きませんでした(*'ω'*)
あくまで「私の場合は」ということにはなってしまいますが、冷蔵保存・未開封で、見た目も臭いも変ではないチョコレートなら賞味期限切れ2年でも食べられるということができます。
ただ、一番美味しく食べられるのは、やっぱり賞味期限内だと思いますので、早めに食べることをオススメします…!
チョコレートに白い粉?これはカビなの?
チョコレートの表面を見ると、稀に白い付着物が目立つ場合があります。
このような付着物を発見した場合、カビだと判断してしまう人もいますが、一概にそうだとは言い切れないのです。
なぜなら、もちろんカビの可能性もありますが、場合によってはブルーム現象であることも考えられるのです。
カビ
カビの場合は、白い胞子状の物が付着しています。
少しでもこのような付着物が見られた場合には、食べずに捨ててしまう方が良いと思います。
カビたチョコレートを食べてしまうと、お腹を壊してしまったり、体調を崩してしまったりする可能性があるからです。
ブルーム現象
ブルーム現象というのは、簡単に説明すると脂肪分が表面に浮き出してきたものです。
チョコレートにはココアバターという脂肪分が含まれているため、長期間保存しておくと、このようなブルーム現象がみられる場合があります。
この場合には、食べても体に影響が出ることはありません。
とはいえ、チョコレートの脂肪分が表面に出てきてしまっているということですので、チョコレート自体の味は落ちてしまっている可能性があります。
ブルーム現象が出ているチョコレートを美味しく食べるには?
ブルーム現象が起こっているチョコを食べても、健康上問題はないのですが、中には味が落ちているチョコを食べたくないという人もいると思います。
そのようなときは、そのままチョコを食べるのではなく、隠し味として様々な料理に応用することをおすすめします。
例えば、以下のようなメニューです。
・シチュー
・ミートソース
料理の隠し味としてチョコレートを入れると、味をまろやかにすることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
チョコレートの味を落とさず保存する方法は?
とはいえ、せっかくのチョコですから、できれば味を落とさずにそのまま食べたいですよね。
その場合には、ブルーム現象やカビを発生させないように保存していくことが大切です。
では、一体どのような保存方法だと、ブルーム現象やカビが発生しないのか、詳しく見ていきましょう。
チョコレートのブルーム現象を抑えるための保存方法
ブルーム現象は、保存しておく場所の温度変化と深い関わりを持っていますので、できるだけ14度から20度前後で保存するようにしましょう。
また、湿気や直射日光を避け、できるだけ冷蔵庫で保存していれば、ブルーム現象が発生するのを未然に防ぐことができます。
特に夏場などは、常温で保存しておくと、チョコが溶けてしまう原因にもなりますし、ブルーム現象が起こってしまう原因にもつながります。
冷凍で保存する必要はありませんが、最低でも冷蔵庫、できれば野菜室で保存することをおすすめします。
万が一のカビを防ぐ保存方法
チョコレートは、そこまでカビが生えやすい食べ物ではありません。
そのため、今紹介したように冷蔵庫でしっかりと保存していれば、カビが生えてしまう確率を下げることができますし、仮に賞味期限が過ぎてしまったとしても問題なく食べることができます。
ですが、極端に長期間保存していたり、保存環境が悪かったりするとカビが発生してしまうこともあります。
カビを防ぐためには、チョコをしっかりとアルミに包んで、ジップロックなどに包んでから冷蔵庫に入れることをオススメします。
少し手間に感じるかもしれませんし、普通であればここまでしなくても良いのですが、どうしても気になるという場合には試してみてくださいね。
まとめ(賞味期限切れ2年のチョコレートは食べられたが、早く食べるのがおすすめ)
チョコレートは賞味期限が切れたとしても食べることは可能で、私の経験では「賞味期限切れ2年」は食べられるということができます。
ですが、早めに食べるにこしたことはないので、出来る限り、賞味期限内に食べることを心がけましょう。