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様々な料理に使えるごぼうですが、腐った場合にどうなるかはご存知でしょうか。
ごぼうは、色が色なだけに、どうしても腐った時の状態を見分けることが難しいです。
そこで、この記事では、ごぼうが腐ったらどうなるかをはじめ、ごぼうの賞味期限や変色などについて詳しく解説していきます。
ごぼうは腐るとどうなるの?腐ったごぼうの特徴とは
腐ったごぼうというのは、
・極端に柔らかい
・カビが生えている
という状態になることが多いです。
基本的に茶系の色をしているため、見分けるのが難しいのですが、ごぼうを取り出してみて、このような症状があれば腐っていると判断しても良いでしょう。
またこのような状態になっているごぼうは、加熱したとしても食べない方がいいです。
鮮度も味も落ちてしまっていて、場合によっては、体を壊してしまう可能性もあります。
腐ってはいないけど味が落ちているごぼうの特徴や見分け方は?
ごぼうが腐る直前の状態というのは、中々判断がしにくいです。
一番わかりやすい変化というのが「変色」です。
例えば、赤、黒、ピンク、緑などに変色している場合には、ごぼうの成分が何らかの変化を遂げていることがあります。
ごぼうの中が赤やピンクに変色することがある原因とは
赤やピンクの線がごぼうに入るなどの変色が見られることがありますが、それは「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種が酸化した証拠です。
クロロゲン酸はコーヒーにも多く含まれているので、「コーヒーポリフェノール」という別名もあります。
赤やピンクの多少の変色であれば、食べられないことはありませんが、質と味は落ちている可能性が非常に高いです。
ごぼうの賞味期限は?書いていない場合もあるって本当?
ごぼうの賞味期限を見て、食べるタイミングを調節するという人もいるでしょう。
確かに、賞味期限を見れば、どれくらいまでに食べればよいかが一目瞭然ですので、スケジュールを立てて、無駄なくごぼうを食べることができます。
しかし、中には賞味期限が書いていないごぼうもあるのです。
土付きごぼう
まずは土付きごぼうです。
土付きごぼうの場合は、冷蔵庫で保管すると大体2週間ほど日持ちします。
基本的には冷蔵庫で保存して、料理などに使うという人が多いと思いますので、約2週間と覚えておけばよいでしょう。
そして、冷暗所で保存する場合には、大体1週間くらい日持ちします。
ただし、気温が極端に低い地域では、1か月程持つ場合もありますので匂いや見た目で判断することが大事になってきます。
更に、土付きゴボウを土に埋めて保管した場合は、冬の間であればかなり長期間持つこともあります。
場合によっては、冬を越しても食べられることもあるのです。
水で洗ってあるごぼう
水洗いされたごぼうというのは、野菜室で保管しても1週間程度しか日持ちしません。
忙しい人や面倒くさいと感じる人の多くは、あらかじめ水で洗ってあるごぼうを買ってくることが多いと思いますが、その場合には約1週間程度で食べきるようにしましょう。
初夏の新ごぼうは日持ちしない
初夏に収穫される新ごぼうは、あまり長持ちしません。
その理由は、水分量が一般的なごぼうに比べて多いからです。
水分量が多いと、ごぼうの中の水分が腐りやすくなってしまい、結果として、ごぼうもダメになってしまう可能性が高くなるのです。
ごぼうの賞味期限が書いていないことがあるのはなぜ?
ではなぜ、ごぼうに賞味期限が書いていない場合があるのでしょうか。
賞味期限や消費期限の表示というのは、法律で定められています。
しかし、何の加工もしていない生野菜の場合には、賞味期限や消費期限を記載する義務がないのです。
そのため、先ほどの土ごぼうなどには賞味期限が書いていないことが多いです。
ですが、ささがきごぼうなど、加工して販売されている商品には必ず賞味期限が書いてありますので、購入する際には確認するようにしましょう。
ごぼうを長持ちさせる保存方法
せっかく買ったごぼうを腐らせてしまうと、かなりもったいないことをした気分になってしまいますよね。
そこで、ごぼうが長持ちしやすい保存方法について詳しく解説していきます。
ごぼうに土をつけておく
先ほど土ごぼうを土に埋めておくと長持ちすると解説しましたが、そこまで手をかける人は珍しいです。
ただ、忙しい人や面倒くさがりの人でも簡単にできる方法とし、土ごぼうの土を落とさずに新聞紙に包むという方法があります。
こうすることで、ごぼうを長持ちさせることができます。
「土で冷蔵庫が汚れるのは避けたいなぁ」という場合には、袋などに入れて保存することもオススメです。
ごぼうの皮を剥かずに冷蔵庫へ
調理の手間を省くために、下ごしらえをしてから保存するという人もいるでしょう。
ごぼうを洗うこと自体は問題ないのですが、皮は剥かずにそのまま保存するようにしてください。
そうすることで、菌の繁殖を防ぎ劣化を遅らせることができます。
ごぼうを酢水につける
ささがきごぼうや、皮を剥いてカットしたごぼうを保存する場合には、薄い酢水につけておくことをおすすめします。
そうすることで、酸化を防ぐことができ、ごぼうの劣化や変色を防ぐことができるのです。
少しでもごぼうを長持ちさせたい場合には、ぜひご紹介した保存方法を試してみてください。
ごぼうは腐るとどうなるの?賞味期限や見た目の特徴と赤やピンクの変色原因まとめ
ごぼうは見た目的に腐っているかどうかの判別は難しい野菜です。
干からびて縮む、極端に柔らかい、カビが生えているといった特徴がないかを確認するようにしましょう。
ごぼうが赤やピンクに変色している場合は、風味は劣っている可能性が高いですが食べられないわけではないです。
賞味期限は、正しい保存方法をすることで長持ちさせることができますので、ご紹介した方法を取り入れてみてくださいね。